【テスト導入】ブログの更新通知をはじめました(PC/Android)

【vsチャージャーズ】ラムズの21年プレシーズンweek1を振り返る

2021年プレシーズンweek1振り返りラムズ

ショーン・マクベイHCがプレシーズンの試合を「意味があるとは思えない」と言ったように、基本的に主力選手は出ていません。マシュー・スタッフォードやアーロン・ドナルド、ジャレン・ラムジーなどはユニフォームすら着用せず、楽しそうにサイドラインで観戦しながら時折カメラの取材に答えるのみでした。

とはいえ新人のお披露目会的な位置づけで見ればプレシーズンも十分楽しめますので、今回はプレシーズンWeek1をかんたんに振り返っていきます。

出場したQBはホッジスとパーキンス

Embed from Getty Images

この試合QBとして出場したのはデブリン・ホッジスとブライス・パーキンス。この二人が2攻撃シリーズずつ交互に出場しました。

ホッジスは2019年にピッツバーグ・スティーラーズで負傷したベン・ロスリスバーガーの代わりに8試合に出場して5TDをあげましたが昨年は出場機会がなく、今年の1月にラムズと契約をしました。この試合では前半の2攻撃シリーズでプレイしましたが、正直特筆すべき点はないですね…上にはマシュー・スタッフォード、ジョン・ウォルフォードがいるので、正直ラムズでの出場機会は巡ってこなさそうです。と書いていたら案の定ウェイバーにかけられていましたね。

一方タッチダウンを決めるなど爪痕を残したパーキンスは2020年にドラフト外で入団したモバイルタイプのQB。この試合では華麗なスピンムーブでファーストダウンを獲得するなどその素質を発揮していました。試合終盤に見せたハイジャンプで相手ディフェンスを飛び越える姿はガーリーを彷彿とさせ、7万人の観客を沸かせていました(QBなんですけどね笑)。試投機会は少なかったですがパスも鋭く、投方とかはレイブンズのラマー・ジャクソンに似ているなぁと思いました(もちろんラマー・ジャクソンとは比べものにはなりませんし、モバイルQBだからよりそう見えるのかもしれませんが…)。なんにせよ今シーズンスタッフォードが怪我でもしたらどこかで出てくるかもしれないですね。要チェックです。

ドラフト上位の2人

Embed from Getty Images

ドラフト2巡目のWRトゥトゥ・アトウェルはレシービングで21ヤードとまずまずでしたが、パントリターンではラムズに今までなかったスピードを持たらしてくれる予感がありました。俊足を生かして、主にロバート・ウッズの役割だったエンド・アラウンドでのキャリーも期待できそうですね。

3巡目のLBアーネスト・ジョーンズについては2Q残り43秒でのプレイがよかったですね。パスプレイでしっかりターゲットを見て素いタックルをした素晴らしいプレイでした。またこの試合ではジョーンズがプレイコールを務めていたみたいなので、期待の現れかと思います。

ちなみにドラフト7巡目のベン・スコヴロネクは脚を骨折してしまったようです。

個人的に気になっているジェイコブ・ハリスの活躍

Embed from Getty Images

2021年のドラフトで個人的に気になっている選手がTEジョイコブ・ハリスなんですが、彼はシニア(日本で言う高校3年生)からアメフトを始めました。なのでアメフト歴は3〜4年くらいしかないにもかかわらず4巡目 (全体141位)でラムズにドラフトされたわけですが、196cm,99kgという体格に加え40ヤードを4.39秒で走る身体能力が評価された指名でした。大学ではWRでしたが体格を生かしてTEに転向して初めての試合がこのプレシーズン初戦でしたが、キャッチ4回で43ヤードで両チーム通じて最長を記録しました。まだまだ覚えることは山ほどあって当分は試合に出場してもスペシャルチームでの起用だと思いますが、これからが楽しみな選手だと思います。

パントはヘッカーとボホルケスが競う

この試合パントは4回あり、ジョニー・ヘッカーとビルズから加入したコーリー・ボホルケスが交互に2回ずつ蹴りました。内訳はヘッカーが43ヤード(タッチバック)と48ヤード(16ヤード地点から30ヤードまでリターン)、ボホルケスが52ヤード(15ヤード地点)と34ヤード(21ヤード地点)というもの。

ヘッカーの1回目のパントは絶妙な位置に落としたんですがレイモンド・カライスが気づかずそのままゴールラインを割ってしまったのでもったいなかったですね。一方ボホルケスの1回目は15ヤード地点でサイドラインを割る素晴らしいパントでした。まだどちらが優勢かというのは難しいですが、サラリー的にはヘッカーはボホルケスの5倍も貰っているので、安価なボホルケスが生き残る未来も見えてきました。

まとめ

主力がほとんど出場していないのでチーム力もへったくれもありませんが、QBブライス・パーキンスやWRトゥトゥ・アトウェル、TEジェイコブ・ハリスなどこれから期待が持てそうな選手のプレイが見れただけでも実りのある試合だったんじゃないでしょうか。またパンター争いはシーズン開始までどうなるかわからない状況なので楽しみの一つですね。

次戦Week2はラスベガス・レイダース戦です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました