いよいよラムズの2021シーズンが始まります!衝撃のトレード発表から約7ヶ月。今年はマシュー・スタッフォードをQBに据えて迎える特別な開幕戦です。スタッフォードはプレシーズンも出場しなかったのでこのトレードの答え合わせがまさにされようとしています。
今回はそんな開幕戦のプレビューとスコア予想をしたいと思います!ただスタッフォードのラムズでのプレイを見れていないことや、そもそもスコアなんて簡単に予想できるものでもないとは思っているので、過去のスタッツを見ながらではありますが感覚的というかほぼ願望みたいな予想をしていくかたちです。またラムズのことはわかるのですが、対戦相手のことは都度、かんたんに調べながらだったり昨年までの印象も入ってくるので「こいつこんなこと言ってるな」程度で見ていただけると幸いです。
両チームプレビュー
ラムズの戦力、怪我人状況
Embed from Getty Imagesこれを書いている時点ではラムズの主要メンバーに怪我人情報はなく、ほぼフルメンバーで開幕に臨むことができそうです。プレシーズンで主力メンバーをほとんど出さなかった成果ですね!逆に言えばフルメンバーで負けるなんてことがあれば今季の見通しは非常に暗いものになってしまいます…まあ「ブレイディも移籍1年目の昨年はじめはうまくチームにフィットしてなかったからスタッフォードも最初は仕方ないよね」という言い訳も用意しておきましょう。。。
オフェンスはなんと言ってもスタッフォードとロバート・ウッズ、クーパー・カップのWRデュオがうまくハマるかが見どころ。そこに今季加入のデショーン・ジャクソンとヴァン・ジェファーソンというディープに走れる2人が噛み合うことで生まれる相乗効果に期待。新人のトゥトゥ・アトウェルは良くてリターナーとしての出場となるかと思います。
その他ラムズのポジションごとの戦力考察については下記で行っていますので、詳細はこちらをご覧ください。
ベアーズの戦力、怪我人状況
Embed from Getty Images対するベアーズのQBは一昨年までベンガルズで活躍したアンディー・ダルトン。プロ入りから5年連続勝ち越しを決めるなど長年ベンガルズのエースとして君臨してきましたが、昨年ドラフト全体1位のQBジョー・バロウに追われるかたちでカウボーイズへ移籍。移籍後はダック・プレスコットの怪我により9試合の先発出場のチャンスを得ましたが、2,170ヤードでパス成功率64.9%、14TD、8INT、レイティング87.3で4勝5敗という低調な成績で放出。今年トレードアップして獲得した全体11位のジャスティン・フィールズのメンター兼バックアップとしてベアーズに加入したわけですが、どうやら開幕戦はフィールズではなくダルトンが先発するようです。
ダルトンのターゲットとなるのは昨年レシーブ102回で1,250ヤードを記録したエースレシーバーのアレン・ロビンソン。強肩のイメージがあるダルトンからロビンソンへのロングパスは注意したいですね。一方で昨年チーム2位の631ヤードを記録したダーネル・ムーニーは、練習には参加しているものの試合はクエッショナブルということで攻撃面で不安が残ります。
またOL陣はPFFによるランキングでリーグ28位とウィークポイントのようです。アーロン・ドナルドによる蹂躙の予感がします…!
Embed from Getty ImagesベアーズディフェンスといえばLBカリル・マックですね。昨年もタックル50回(ソロ29回)、9サックで6年連続プロボウル選出中のスター選手です。また昨年は期待された成績が残せなかた元ラムズのLBロバート・クィンも在籍。この2人が期待通りのパフォーマンスを見せればかなりの脅威となりますが、現段階でマックが脚の付け根の怪我でクエッショナブルとなっているため、出場しなかった場合ラムズはかなり有利に試合を運べるのではないかと思います。
またSエディ・ジャクソンも含めディフェンスは4人がクエッショナブルとなっているため、ラムズのWRはのびのびとプレイできるかもしれませんね。
一方でエディ・ゴールドマン、ビラル・ニコルズ、アキーム・ヒックスといったDL陣は強力なユニットとなるため、ラムズのOL陣はしっかりスタッフォードを守り切ることができるかも見所となりそう。
スコア予想
まずはここ数年のラムズとベアーズの対戦成績から。
- 2018/12/10 ベアーズ W 15-6 Lラムズ
- 2019/11/18 ラムズ W 17-7 L ベアーズ
- 2020/10/27 ラムズ W 24-10 L ベアーズ
両チームともQBも全体的な戦力も変わっているので参考程度ですが、戦績はラムズが2勝1敗で勝ち越し。ただベアーズもディフェンスが良く、拮抗した試合を繰り広げています。
ラムズのスコア予想
スタッフォードは昨年26TD(平均1.63)を記録しましたが、ラムズの堅実なOLと上位に入るレシーバー陣を擁することでタッチダウン数は増えてくると考えています。
加えてベアーズの昨年のディフェンスは試合平均23.1失点(14位)で平均程度でしたが、守備の要であるカリル・マックとそのほか4名のディフェンスプレイヤーがクエッショナブルなので、彼らが出場できなかった場合、タッチダウンパス2回、ラッシングタッチダウン1回くらいは獲得できるんじゃないでしょうか。それにFG2回で合計27点というのがラムズの得点予想です!(本当はTDパス3回で計34点くらい取って欲しい…)
ベアーズのスコア予想
昨年ダルトンが獲得したタッチダウンパスは14回(平均1.55回)、得点は204点(平均22.7点)で、勝利した試合はいずれも30点以上獲得しましたが相手チームのシーズンを通した失点はいずれも比較的高く、バイキングス(平均29.7点で29位)、ベンガルズ(平均26.5点で22位)、49ers(平均24.4点で17位)、イーグルス(平均26.1点で20位)と比較的ディフェンスが弱いチームからの勝利でした。
ラムズはディフェンス力の低下が懸念されるとはいえ、それでもリーグ上位に入るディフェンスは維持できるんじゃないかと思います。またダルトンもスタッフォード同様新しいチームでの初戦となるため、それらを加味するとタッチダウンはラン・パス合わせて良くて2つ程度になるんじゃないかと思っています。それにFGが1つで合計17点というのが予想です。
最終スコア予想
ということで、スコアの予想はこちら!
17対27でラムズの勝利!
いかがでしょうか?結構いい線いってるんじゃないかと思いますが、まあこんな感じで勝手に予想しながら開幕戦を楽しみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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