国際的な選手発掘を目的としたインターナショナル・プレイヤー・パートウェイ・プログラム(IPP)に参加した11人の中から4選手が合格し、ラムズはイタリア出身のOLマックス・パーチャーを受け入れることになりました。他の合格者の3人はNFC西地区の各チームで受け入れることが決まっているようです。
プレシーズンのトレーニングキャンプ終了後、合格者は外国出身練習生としての資格を得ることができ、そうすることで各チームは通常のロースターに1名分多く練習生を招くことができるようです。
日本からも李卓選手がIPPに参加してNFLを目指していましたが、残念ながら今回は合格とはなりませんでした。
マックス・パーチャーとは?
マックス・パーチャー(OT)200cm 136kg
パーチャーのプロアメフト選手としての旅はオーストリアのスワルコ・レイダースというチームのトライアウトから始まったようです。そこではタイトエンドやディフェンシブエンドのポジションを試したのち、オフェンシブタックルにおさまったとのこと。その後、ドイツのヒルデスハイム・インベーダーズに所属をしながらイタリア代表チームで経験を積んだそうです。
驚くべきことにパーチャーは以前ハンドボールをしており、2年ちょっと前まではアメフトをしていなかったということです。アメフトを始めて2年ほどでNFLの練習生まで上り詰めたということはよっぽど才能があるということでしょうね。
契約の可能性は?
ラムズはマシュー・スタッフォードを守るオフェンスラインに補強が必要であるにもかかわらず、ドラフトで一切OLを選択しませんでした。選択できる時にはすでにショーン・マクベイHCとレス・スニードGMのお眼鏡にかなう選手が残っていなかったということもあると思いますが、もしかしたらパーチャーをある程度当てにしていたということも考えられるので、本契約の可能性は十分あるのではないでしょうか。
とはいえOLにしては少し体重が軽いかなという印象です。オフシーズンではNFLで通用する体づくりを行いながら本契約を目指して欲しいですね。
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